拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。日頃は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて弊社では、原料費調整制度に基づいた都市ガス従量料金単価の調整を、下記のとおりとさせていただくことになりましたので、お知らせいたします。
敬具
記
■「原料費調整(スライド)制度」に基づき、2018年9月検針分に適用される従量料金単価を、2018年8月検針分に適用される従量料金単価に対し、1㎥あたり+1円15銭(税込)調整させていただきます。
■ 標準家庭(1か月のご使用量が21㎥)の場合、ガス料金は月額5,609円(税込)となり+24円(+0.43%)お支払額が増加します。
※原料費調整(スライド)制度は、都市ガスの原料となるLNG、プロパンの価格変動に対応して、従量料金単価(1㎥あたりの単価)を、毎月見直す制度です。
今回の料金の算定基準となる2018年4月~2018年6月のLNG、プロパンの平均原料価格を2018年4月~5月の貿易統計確報値、2018年6月の貿易統計速報値を基に算定しますと、平均原料価格は54,740円/tとなります。2018年8月検針分のガス料金調整額を算定した2018年3月~2018年5月の実績平均原料価格に比べ、今回の調整額の算定基準となる2018年4月~2018年6月の実績平均原料価格は、トンあたり1300円上昇することになり、料金調整は上記のとおりとなります。
●2018年9月検針分に適用される一般契約料金(消費税等相当額を含みます。)
2018年8月検針分の従量料金単価に対して+1.15円の調整となります。
料金表 |
1か月の 使用量 |
基本料金 |
従量料金単価(1㎥あたり) |
|
2018年9月 |
2018年8月 |
|||
A |
0㎥から |
959.04円 |
253.16円 |
252.01円 |
B |
10㎥を超え |
1,564.48円 |
192.61円 |
191.46円 |
C |
170㎥を超え500㎥まで |
4,604.90円 |
174.73円 |
173.58円 |
D |
500㎥を |
10,480.10円 |
162.98円 |
161.83円 |
※基本料金は変わりません。
※基本料金、従量料金単価とも消費税等相当額を含んでいます。
●2018年9月検針分 お客さまへの影響額
標準家庭(1か月のご使用量が21㎥)の場合
2018年9月適用料金(a) |
2018年8月適用料金(b) |
増減(c)(a)-(b) |
増減率 |
5,609円 |
5,585円 |
+24円 |
+0.43% |
1.上記の料金は、いずれも消費税等相当額を含む1か月の料金です。
2.「標準家庭」のガス使用量は日本海ガスの家庭用のお客さまの2011年~2015年の月平均使用量です。
●平均原料価格推移(円/t)
2018.4~2018.6 |
2018.3~2018.5 |
基準平均原料価格 |
|
LNG平均輸入価格(貿易統計値) |
54,420 |
53,110 |
42,480 |
プロパン平均輸入価格(貿易統計値) |
57,780 |
56,680 |
39,600 |
平均原料価格(LNG換算) |
54,740 |
53,440 |
42,520 |
※平均原料価格=LNG平均輸入価格×0.9645+プロパン平均輸入価格×0.0390 (10円未満四捨五入)
以上